資産運用としての投資を始めよう

資産運用の運用とは

運用ってしなきゃいけないものなの?しないとどうなるの?という疑問をお持ちの方も多いと思います。今回は改めて資産運用の原点に立ち戻ってみました。「運用」。辞書を引くと「そのもののもつ機能を生かして用いること。活用。」と出ています。それでは資産運用の世界でいう「運用とは」何でしょうか。「運用」とはおカネを利殖目的で別の形態に変えることです。そして運用を止めるとは、別の形態からおカネに戻すことです。つまり、運用の「目的」は利殖であり、運用の「手段」はおカネ以外の形態全てということになります。運用の対象となる金融商品の性格は3つあります。「流動性」とは、おカネが必要となったときにすぐに引き出せるということです。「安全性」とは、元本が保証されているかということです。「収益性」とは、より高い収益が期待できるかということです。例えば、普通預金を定期預金に変えたとします。定期預金に変えると簡単に下ろせなくなります。つまり、「流動性」を犠牲にして、「収益性」を求めたことになります。そして、子供の教育資金のようにおカネを使う時期と額が予め特定されている場合に求められる性格が「安全性」です。今すぐ使うおカネではないので、流動性は多少犠牲にできますが、元本の保証が求められます。これらオカネの性格によって運用する金融商品も変わって来るわけです。実はこの「運用」を職業としているヒトがいます。ファンドマネジャーと呼ばれるヒト達です。彼らは投資信託等を通じ預かったおカネを、預けたヒトの代理人として運用を行っています。簡単に彼らをご紹介しましょう。彼らは24時間相場のことを考え、売り買いを実行するヒトです。彼らに求められる能力は二つです。一つ目は勿論運用する高い技術です。そして二つ目がおカネの出し手である皆さんとのコミュニケーション能力です。他人のおカネを運用するので、特に二番目の能力が強く求められます。「運用」とは決して「運(うん)を用いる」ことではありません。「宋史」岳飛伝には、「運用の妙は一心に存す」とあります。「何事もその機能が生かされてすぐれた効果を出すには、それらを活用する人の心一つにかかる。」との意味です。皆さんが直接運用をされる場合には皆さんの心構え、投資信託であれば、その運用の妙はそれを活用するファンドマネジャーと投資家の皆さんの心にかかっています。投資家の皆さんの心、心構えを形成するためにも投資に対するある程度の知識を身につけることは有効だと思います。最後に株価の上げ下げだけではない、投資の楽しみ方をご紹介します。私が親しくさせて頂いた投資顧問会社の社長だったヒトの言葉です。「人生いろいろあって、好きな会社に入れないこともある。でもね、形は違うけど、株を買えばその会社の一員となれるんだ。株を買ってその会社の行く末に夢を託し、配当という形の給与をもらえればこれほど楽しいことはないと思う。今の人はそのことを忘れて株価の上下しか見ていない節がある。これは残念だ」同様にアメリカでよく言われるのが「IBMに勤めるのは大変だがIBMの株主になるのは簡単だ」というフレーズも併せてご紹介いたします。資産運用とは、既にある資産を投資などの方法で運用することで、利益を生み出すという行為を一般的に指します。特に、今注目を集めている個人の資産運用では「将来使うために必要なお金」の確保が最重要視されると言っても過言ではありません。夢や目標の実現、老後の生活に十分な資金を確保する、そんな目的を果たすために十分なお金を、確実に用意する必要があります。運用資金を無用なリスクにさらし、その結果、減らしてしまうことは、可能な限り避けなくてはなりません。将来使うために必要なお金を確保するために重要なポイントを以下に記します。1.「攻め」(リターン向上)。2.「守り」(リスク軽減)。3.「落とし穴」(インフレ対応)。資産設計は、いかに攻めるかという点で方法を吟味することが大切です。リターンが強ければ、将来の資金は確実に複利で増えます。しかし、守りを疎かにすると、逆に資産を失いかねません。常にリスクがあることを忘れないことが大切です。落とし穴は、インフレのことを指します。リターンがインフレを上回らなければ、実質の財産は全く増えません。これらのポイントに配慮することが、理想的な資産運用の方法なのだと言えます。個人投資家の間でオンラインによる株式取引や日経225が急速に普及してきたことにより、商品先物取引も最近急速に注目されてきております。「先物って怖い。先物って危ない。先物ってハイリスク。」インターネットが普及する前は、このような声をよく聞きましたが、本当にそうでしょうか?株式投資も商品先物取引も、ともに投資商品として、リスクのある商品です。特に最近では、外国為替FX 初心者も個人投資家の間で人気が出てきており、オンラインで自分の取引を管理しながら取引する事で、昔よりずっと身近になり、リスク管理もしやすくなりました。 そこで、商品先物取引のリスクについて少し考えてみたいと思います。いうまでもなく、リスクとリターンは表裏一体であり、ローリスク・ハイリターンなどというおいしい話はありません。その点だけでいうと、商品先物取引は手持ち資金の変動額が大きいという意味でリスクの高い商品となりますが、当然リターンとして儲かる可能性も大きい商品となります。つまり資金をうまく管理することでリスクとリターンはコントロールできます。 資金管理といっても別にむずかしいことではなく、常識的に考えれば問題ありません。インターネットによる商品先物取引では、注文方法によってもリスクを管理することができます。例えば、ST(Stop Order)やSTL(Stop Limit Order)などのように、自動的に利益確定とロスカットができるので、気がついたら損失が増大していたということを事前に防ぐことができます。余裕資金の10〜20%程度だけ投資するなど、相場がどのように変動しても耐えられるくらいの金額だけ投資し、損切りをはっきりすれば別に問題ありません。 このように、冷静に考えてみれば商品先物取引も別に怖い投資ではありません。(1)証拠金(保証金)を担保として、その数倍〜数十倍の価値の商品を売買いたします。商品先物取引は証拠金取引です。金の現物を1キロ買うためには140万円必要ですが、商品先物取引では6万円で取引できます。つまり商品先物取引は数十万円あれば、取引をスタートすることができます。 とはいえ、最初は少ない資金ではじめるのが無難でしょう。(2)投資対象商品が、株式投資と比べて少ない銘柄から選定いたします。商品先物取引所に上場している商品は、原油、金、アルミニウムや大豆、小豆、トウモロコシなど合計約40銘柄なので、株式投資に比べて銘柄選びが簡単。ただし商品先物取引会社によって売買できる商品銘柄が異なるので、既に投資したい商品が明確に決まっているなら、商品銘柄で先物取引会社を選びましょう。その他にも「買いから」だけではなく「売り」から注文ができます。投資をする、という話になると通常は何かを「買う」というのが前提になりま すが、商品先物取引では、価格が下がると判断した場合には「売り」を注文することで、その銘柄の価格が下がった場合に利益を出すことが可能です。また取引には「限月」(期限)があります。商品先物取引は、株式取引や外為証拠金取引とは異なり、取引の対象商品を実際に受け渡しする期日が定められています(例えば半年後など)。これを「限月(げんげつ)」といいます。したがって一定の期限が来る前に、反対の売買をおこなって決済しなければいけません(倉荷証券等で現物取引することも可能ではあります。1.決して熱くならない。負けたからといって、決して熱くなって大博打は打たないことです。負けはいつでも取り返せます。無理にすぐ取り返すことはないのです。すべての銘柄で勝つことを前提として投資するのではなく、7勝3敗でもトータルで利益を出すくらいの余裕をもって投資をすることが重要です。2.リスク管理はしっかりと。特に損切りや建玉枚数には気をつけてましょう。いい銘柄が見つからず建玉がないのも寂しいので無理に適当な建玉などはしない方がいいでしょう。建玉無しの期間を設けるなど、無理に建玉をするなどの投資方法はリスク管理上もやめたほうがいいでしょう。3.負けは小さく、勝ちは大きく。言ってしまえば相場は上がるか下がるかだけです。それだけではありませんが、いくら読みが外れる人でも2〜3割くらいは当たるものです。負けを小さく、勝ちを大きくしておけばその程度でもプラスに持ってけます。ただ、勝ちを大きくするのは結構難しいしうまくいかない時もあります。でも負けを小さくすることはそれ程難しくないので、7勝3敗くらいの目標でがんばりましょう。4.欲を出さない。仕掛けるときや利食いをする時に、どうしても欲が出てしまい、天井や底を取ろうとしてしまいます。でも、あまり天井や底を意識しすぎるといい結果にならない場合が多いです。 「もうはまだなり、まだはもうなり」という格言もあります。欲をかきすぎず自分の感情にながされないように相場を予測して取引することも重要です。
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